2023年2月2日開催 技術研究会WEBセミナーのご案内

 

 

本年度も、残り少なくなって参りました。今回が今年度最後の技術研究会となります。(3月は総会の開催を予定しております)

今回は、近年盛んに研究開発されております電池材料に関係するテーマを取り上げようと思います。

一講目は千葉大学大学院理学研究院の加納博文先生に「多孔質粒子の液中界面現象について基礎的な側面からのお話をして頂きます。「導電助材として多用されているカーボン系材料をはじめとする多孔性粒子が溶媒中の液体分子とどのような相互作用をしているのか?」「それは吸着や収着現象として捉えるのが良いのか?」といった、基本的な事柄に対して、あまり明確な答えを持っていないと思い、この分野の第一人者である加納先生にレクチャーして頂き、疑問点を少しでも明らかにする機会にしたいと思っております。

二講目は、液中に懸濁する多孔性粒子の評価方法を代表理事の武田から幾つかご提案させて頂こうと思います。光の透過を妨げるカーボン系粒子はレーザーをプローブとする手法ではうまく評価ができないことが多いので、パルスNMR法など、光に代わる手法での応用例をご紹介させて頂き、ご議論頂ければと思います。

まだまだこれからもこの種の材料開発は必要とされておりますので、是非ご参加頂き、新たな視点や手法の習得の一助として頂けましたら幸いです。

 

 

【セミナー概要】

演題:日本ディスパージョンセンター技術研究会WEBセミナー

日時:2023年2月2日(木) 13:00 - 15:40

形式:WEBセミナー (Zoomウェビナーを使用)

 

 

【プログラム】

13:00 - 13:05      挨 拶

13:05 - 14:10 「(仮題)多孔質粒子の界面現象」

        講師:千葉大学大学院理学研究院 教授 加納 博文 先生

14:10 - 14:15    休 憩

14:15 - 15:30 「電極スラリーへの適用を可能とする新規評価法」

                             講師:一般社団法人日本ディスパージョンセンター 武田 真一

15:30 - 15:35  終了挨拶

 

【お申し込み】

 下記リンクの参加申込みフォームよりお申し込み下さい。

 https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_iXXc4LZtRc27kTl1i9RMjA